Interview
with participating local government chiefs
参画自治体首長インタビュー

市内小中学校では、楽器の劣化や故障がありながら、市の財政状況は厳しく、楽器購入の予算を設けることは難しい状況にありました。
そのような中、ふるさと納税制度を利用して楽器の寄附を受けられることを知り、楽器の更新への対応はもとより、市のふるさと納税の新しい取組みとして広くＰＲできるのではないかと思い、参画を決めました。

楽器不足等の学校で抱える悩みに共感していただき、楽器を寄附してくださったことに大変感謝いたしました。
児童・生徒には、楽器の管理はもちろんのこと、寄附いただいた方への感謝の気持ちを忘れずに練習に励んでもらいたいと思います。

寄附された方と寄附を受けた学校が楽器を通じて繋がるという意味で、通常のふるさと納税よりも寄附された方との距離が近く感じられます。
学校の児童・生徒にとりましても、楽器を寄附でいただいたことにより、人に感謝する心が育まれることも期待しております。

まだ一部の自治体のみの参画ですが、今後ますます楽器寄附ふるさと納税が全国に広まり、楽器を寄附したい方と楽器が不足している学校が繋がるようになればと思います。

例えば寄附された方が寄附をきっかけに寄附先の学校の演奏会等に興味をもっていただき、市へ訪れるようなこととなれば大変ありがたく思います。それをきっかけに観光等で本市を再度訪れていただきたいと思っています。

太平洋に面している鹿嶋市には，遠浅できれいな水質の海水浴場がありますが，サーフィンをされる方にとっても良い波がくるということで、年間を通してサーファーの方が市外から訪れる海岸となっています。
鹿嶋市では、毎年海水浴場の開設前には、海岸周辺地区の住民、環境美化関連の市民団体や近隣の協力企業等とともに、海岸のゴミ拾いを行う海岸一斉清掃を実施していますが、市外から訪れたサーファーの方々もゴミ拾いに参加してくださっており、海への愛着心を通して市外の方と関係が築かれているのを感じます。